文部科学省の英語力調査にみる英会話試験でソンしないコツ。

英会話力が2020年の東京オリンピックに向け非常に重要なスキルになるという認識はビジネスマンのみならず大学生の間でも認識されつつありますが、先日文部科学省が発表した「英語力調査結果」からスピーキングテストでの得点を上げるコツがみえてきました。

本来は自在に英語が話すことができるのが一番ですが、テストは1点でも高いのがいいですよね。

まず、どんな調査結果の資料かというと

〇「話すこと」の調査実施前に、採点の事前研修を目的として提供した事前準備資材 により、①事前準備の取組状況(「事前準備に関するアンケート」)、②実施校の採点 担当者に実施方法や採点基準が理解され、統一基準に基づいた採点が行われていた かどうか(「事前研修におけるトライアル採点に関する調査」)について検証行った。

〇今後の英語力調査等の実施に向けて、事前準備資材・運営上の課題を探る。

要するにこれから英語の試験は4技能(聴く・書く・読む・話す)テストを重視していきますが、この中の話す(スピーキング)能力テストがどうしても公平さに欠けてしまうのではないか?という懸念があるわけですね。そこで、採点を行う試験官に研修を受けてもらい課題点をあぶり出すというのが今回の調査の目的でした。

なお、調査で用いた評価基準は世界標準となっているCEFR(Common European Framework of Reference for Languages)を用いています。

 

問題の掲載については省略しますが、採点基準と試験官の評価が分かれた部分を見て下さい。(判断が分かれた点:赤字)

音読  即興を前提とするやりとり  ある程度の準備をした上で 話すこと
音読の評価 内容の評価 文法、表現の評価 内容、構成の評価 文法、表現の評価
3点 相手の発話に対 応した適切な内容 で、すべてに応答 できている 適切に応答できて いて、適切な文法 や表現を用いて話 している。誤りが あっても理解には 影響しない 与えられた質問に 対応した内容と なっていて、論理 展開がわかりやす い構成となってい る  自分の言葉で十 数語以上は話して、 適切な文法や表 現を用いている。 誤りがあっても理 解には影響しない
2点 明瞭で自然な発音、 リズム、イントネー ション、速度、声の 大きさで話せてい る 相手の発話に対 応した適切な内容 で、おおよそ応答 できている  ほぼ適切に応答で きていて、文法や 表現に誤りは出て くるが、伝えたい 内容はわかる 与えられた質問に 対応した内容と なっていて、単純 な要素を関連づけ て述べている  自分の言葉で十 数語以上は話して、 文法や表現に誤り は出てくるが、伝 えたい内容はわか る
1点 母語アクセントが 残っていたり、発音 ミスも時にあるが、 聞き手がある程度 理解できる発音、リ ズム、イントネー ション、速度、声の 大きさで話せてい る 相手の発話に対 応した適切な内容 で応答できている のは半分以下であ る 時制の誤りなど基 本的なミスが繰り 返し出てくるが、平 易な表現は正しく 使えていて、伝え たい内容はだいた いわかる
 
与えられた質問に 対応した内容と なっているが、単 純な要素を並べ立 てている  自分の言葉で十 数語以上は話して、 時制の誤りなど基 本的なミスが繰り 返し出てくるが、平 易な表現は正しく 使えていて、伝え たい内容はだいた いわかる
0点 適切に発音できる 内容は限定的で、 聞き手が理解する のに困難が伴う 相手の発話に対 応した適切な内容 でほとんど応答で きない 使える文法や表現 は限定的である、 あるいは、適切な 内容でほとんど応 答することができ ない  与えられた質問に 対応した内容に なっていない、 あ るいは内容が量的 にほとんどないか 断片的である  使える文法や表現 は限定的である、 あるいは自分の言 葉で話せた内容が 十数語に満たない

方や試験官が迷った点としてあげたのは表の緑字の部分、文法、表現の評価になります。

結果は迷った部分ではない分野で評価に差がでてしまったことになります。

英語力テストで得点を稼ぐコツについて

1点でも多くスピーキングで点を稼ぐには、評価が分かれた箇所:「文法、表現の評価」で注意することが必要といえます。

具体的な対策としては、基本的な時制を間違えないとこです。

思えば、日本に来ている外国の方と話してみても時制のズレについては私たちも敏感ですよね。

テストの得点だけではなく、英会話の上達でこの”時制”がコツであったりもします。ぜひ、皆さんもとっさの英会話のときも時制のズレがないか意識してみましょう!

 

-ソンしない英会話